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室内の塗り壁について

スタッフの日常 2019年7月20日(土)

こんにちは、小林です。

今回は、室内の塗り壁についてご紹介させていただきます。

自然素材を扱うリベロホームでは、室内の壁を焼成していない生の珪藻土に

天然素材をブレンドした「天然素材スタイル土壁」を使用しております。

よく「珪藻土の塗り壁」という言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、

「珪藻土とはそもそもどんなものなのか?」

という疑問を持っている方もいるのではないかと思いますので、

ご説明していきます。

珪藻土とは、珪藻という植物プランクトンの珪藻殻が海や湖に沈殿して

化石になった土のことです。

リベロホームでは、この未焼成の珪藻土と宮城のゼオライト(火山灰が堆積し、

結晶化したアルミノ珪酸塩)、卵の殻、岡山の炭酸カルシウム(石灰石)、

千葉のつのまた糊(つなぎ材)の5つの天然素材を混ぜ合わせたモノを

塗り材として使用してます。

塗り材にも様々な材料を混ぜ合わせた種類がありますが、

リベロホームでは、体と地球に優しい、天然素材の塗り材をこだわって

使用しております。

「天然スタイル土壁」の特徴ですが、

私は何といっても「調湿効果」であると思います。

温度の感じ方で大切なのが、湿度です。

湿度によっては、温度が高くても寒く感じたり、温度が低くてもジメジメ

したりと、温度の感じ方は全然違います。

そこで活躍してくれるのが「天然スタイル土壁」です!

小さな粒々があるのが、この塗り壁の特徴です。

室内では、目に見えない無数の水蒸気の粒が浮いています。

その水蒸気の粒を室内の湿気が多い時は、小さく空いている穴が吸着して

くれて、室内の湿気をコントロールしてくれるというのが調湿効果の

仕組みです。

今のような梅雨の時期のジメジメ感や冬の時期の乾燥は、

室内にいて気になるポイントだと思いますが、

私はスタジオで仕事をしていて、そういったことはあまり感じたことは

ないので、

これも「天然スタイル土壁」の活躍のおかげだと思っております。

その他には、室内の消臭効果やマイナスイオン化などの効果もあります。

また、見た目ですが、塗り方によって全然違う味わいが楽しめたり、

光に当たると陰影がキレイだったりするのが特徴です。

室内の塗り壁については、今後もブログ内で書かせていただきますので、

次回もお楽しみに!